みなさんミニセグウェイってご存知でしょうか?
セグウェイのハンドルがないタイプでかなり小さい乗り物なんですよ。
値段もお手頃でたまに公園などで乗っている人もいますね。
そんなミニセグウェイですが公道や歩道を走っても良いのでしょうか?
一度調べてみましたので御覧ください。
ミニセグウェイを公道で乗ると違反になるのか?
ミニセグウェイで公道に出ると、その時点で道路交通法違反となります。
走行できる場所は、山などの広い空き地や、公園の内部しか認められていないのです。
海外では一部、公道を走れるところもあるようですが、
日本では現状走ることは出来ません。
ただしどうしても公道を走りたい場合、(イベントや実験など)
ミニセグウェイの公道走行には、少なくとも3つの条件があります。
①誘導員の配置
最低1名以上の人間の協力が無ければ走ることができません。
これまでにされてきた実験的な走行でも、複数の補助員や警備員が必要とされていました。
②道路使用許可
これは警察署に申請をするもので、デモの行進許可に似ています。
付加条件として、走行するのは道幅が3メートル以上の歩道でなければなりません。
したがって、申請さえすれば地区のどこでも走れる訳でなく、距離も範囲も限定的な走行しかできません。
③免許
走行には、小型特殊自動車や原付免許が必須です。
したがって、16歳以上の人しか公道を走ることはできない、ということになります。
上記の点を違反した状態で公道を走行することは違反行為になります。
見た通り、公道を走ることはそれがたとえ短距離であっても様々な制約がついて回り、実現が難しい状況です。
率直に言えば、ミニセグウェイの開発、使用に法律が追いついていないのです。
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ミニセグウェイを公道で乗ると罰金を受けるのか?
ミニセグウェイで公道を走って罰金が課せられた事件例は、今のところ日本ではありません。
しかし、セグウェイの走行によって起訴された事件は起こっており、50万円の罰金の支払いが命じられています。
この事件は、2003年7月に一般公道でセグウェイを走らせた疑いで42歳の男性が起訴されたものです。
罪状は道路交通法違反(整備不良車両の運転禁止)でした。なぜ、セグウェイで公道を走ることが道路交通法違反にあたったのでしょうか。
実はこの事件で使用されたセグウェイは、モーター出力の大きさにより「普通自動二輪車」に当たると判断されたのです。普通自動二輪車の場合、前照灯やブレーキ、方向指示器を装着する義務があります。
しかしセグウェイは、システム上ブレーキが装着されていません。
セグウェイのブレーキ方法は、ドライバーが体の重心を後方に傾けると自動的に減速するというものです。
起訴された男性が使用したセグウェイには、ブレーキはもちろん、方向指示器や前照灯もなく、法的に見ると「整備不良」と言える状態でした。
このため、男性は「整備不良車両の運転の禁止」に違反したと見なされ、罰金50万円の支払いを命じられました。
この事件から考察するに、今の法のもとでは、セグウェイと同様ブレーキ機能を持たないミニセグウェイも、公道で走らせた場合問答無用で違反行為になり、罰金の対象になります。
ミニセグウェイで公道を走るためには、まず法律の改定が必要なようです。
ミニセグウェイを歩道で乗ると違反になるのか?
結論からもいいますと、ミニセグウェイを歩道で乗るのもNGとなります。
今のところミニセグウェイに関する交通法はしっかりと定められていないようですね。
だからといって歩道を走っても良いとはなりません。
基本的には広場や公園などで走行して下さいね。
ではそもそもの問題として、ミニセグウェイは車道と歩道のどちらを走るべきなのでしょうか?
ミニセグウェイはまだ開発が進んでおらず、議論も活発ではありません。
ここで説明するのはあくまで「セグウェイ」の場合の対応であり、ミニセグウェイにそのまま適応できるかは判断できかねます。
とはいえ、セグウェイに関する考察を参考に、ミニセグウェイの展望を推察することはできるかと思います。
まずセグウェイの仕様を説明すると、基本的には「歩行を支援するためのロボット」という位置づけにあたります。
車両法に照らし合わせると、「歩行支援ロボット」は「自動車」もしくは「原動機付自転車」となり、セグウェイのスペックならば「自動車」として扱われます。
ならば車道を走るべきなのかと思われがちですが、「歩行支援ロボット」であることを考えれば、走る場所は歩道が適当です。
すなわち、セグウェイを歩道で乗って違反になる可能性は低いと言えます。
実際、つくば市で行われた実験に基づく規定では、最高速度を10キロに設定されています。
車道向きでないのは一目瞭然です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今人気のミニセグウェイですが、まだまだ法律的にはグレーな部分が多いようですね。
でも基本的には周りの人に危険が無いように遊ぶと言う事はあたりまえの事ですので、
その点だけは注意して遊びましょう。
もちろんご自身もケガには気をつけて下さいね。