赤ちゃんをお持ちのお母さん、子育てって大変ですよね。
特に0~3歳くらいまでは本当に手がかかって気を抜けません。
でも一番可愛い時期でもありますし、日々の成長がとても嬉しく感じる時期でもあります。
赤ちゃんの成長にも段階があってもちろん個人差もあります。
成長が早くてどんどん何でも出来る子と、ゆっくりマイペースな子もいます。
そんな子供の成長の中で2歳児のおしゃべり(言葉を話す)についてまとめてみましたので御覧ください。
2歳の言葉の目安は?
赤ちゃんの成長の中で特に大きな成長を感じるでき事が2つあります。
1つは、『 立つ 』
赤ちゃんが初めて立った時は家族の中で歓声があがるんじゃないでしょうか
うわー!立ったー!!!って手を叩きながら(笑)
2つ目は、『 話す 』
もちろん最初は一つの単語が出るのが精一杯だと思うのですが、『 マぁマぁ… 』なんて言ってくれたら最高ですね(笑)
他にも色々と成長を感じれる行為はあるのですが特にこの2つが他の子よりも出来るのが遅くなってくるととても心配になりますよね。
個人差があるので皆同じスピードで成長する訳ではないのですがね(汗)
それでは2歳児の話す言葉の目安はどれくらいでしょうか。
順を追って見ていきましょう
1歳前後、『 ママやパパ、バイバイやマンマ 』などの単語を一つ二つ言い始めます。
1歳半、話す単語の種類が増えてきます。
2歳前後、『 ワンワン、いや 』や『 アンパン 見る 』とか単語が2つくっついた言葉を話し始めます。
単語の関係性を理解出来てきたという非常に大きな成長の証となります。
その中でも女の子は早く、男の子は喋り出すのが遅い傾向にあります。
これを見てうちの子が遅れていると思ったお母さん、あまり心配しすぎないで下さい。
あくまで目安の話ですからね、子供の言葉の発達にももちろん個人差があって大きい場合は1年くらいひらきがあります。
なので3歳前後位まではしゃべらなくても許容範囲内と思って下さい。
まれにもっと遅く話しだす子もいます。
もし健診などで指摘を受けたとしてもあくまで保育士さんは目安と可能性の話をされるのであってそれが絶対ではありませんから。
2歳の言葉が出ない原因は?
それでは2歳~3歳になっても2語の単語が繋がって出てこない、もしくはしゃべらない場合の主な原因は何でしょうか?
それは可能性として話すための言葉を情報としてもっていないことが考えられます。
簡単に説明すると言葉を覚えるための沢山の言葉を聞く機会が少なかったということです。
単刀直入に言うと、『 コミュニケーション不足 』です(汗)
赤ちゃんが言葉を話しだす仕組みのたとえによくコップが出てきますが、空のコップの中にまず言葉という情報で満タンにしてそこから情報が溢れ出た瞬間に言葉として話すという行為が始まると例えられます。
よってまずは相手が話す言葉を吸収することから始まるのです。
そんなはずはない、ウチの子はテレビをいっぱい見ているから言葉を聞く機会はあったはずだとお思いの方もいるかもしれません、
実はそれは大きな間違いです、逆にテレビやDVDを見る時間が長い子供は言葉が遅い傾向にあるといわれています。
やはり少しづつでも実際にお母さんの口元を見ながら喋る言葉を何度も何度も聞いて覚えていくものです、
言葉に動作を交えながらゆっくりと繰り返し言葉と言葉の意味を教えて行くのが一番の近道です。
後はこれ以外には聴力に問題がないか?という点も注意してあげて下さいね。
2歳の言葉が早い子の共通点は?
では言葉の早い子に共通点はないのでしょうか、
その共通点はやはり…
『 親が子供にたいしてたくさん話しかけている 』
アメリカのスタンフォード大学は親が子供に話しかければ話しかけるほど言語能力が向上するという研究結果を発表しています。
それから言葉が早い子供の親御さん達は赤ちゃんの時から話しかけてきたという方が沢山いらっしゃいます。
赤ちゃんだから話しても意味がわからないからと思わずに沢山話しかけてあげることが赤ちゃんが言葉を覚える為に必要なことなのです。
やはり大好きなお母さんが喋りかけることで赤ちゃんは一生懸命に何かを感じ取って脳に刺激を受けたりしているのですね。
そのコミュニケーションの繰り返しが早く子供がしゃべるようになる秘訣です。
まとめ
今2歳~3歳のお子様をお持ちで言葉が遅い場合でも安心して下さい。
今からでも子供に話しかけることで十分成果は出ます!
だから子供にたいしていっぱい話しかけてあげて下さい、毎日仕事や家事に忙しいかもしれませんが少しでも時間をとってあげて下さい。
それが必ず子供が言葉を発する原動力になりますから!