京都市左京区永観堂町にある禅林寺。
一般的には永観堂の名で知られる寺院です。
数ある京都の紅葉スポットの中でも特に美しいことで有名です。
今回は永観堂の紅葉の見ごろ時期や、ライトアップ情報、
アクセス方法や駐車場情報についてまとめてみましたので御覧ください。
永観堂(禅林寺)の紅葉、見頃の時期はいつ?
永観堂の紅葉の見ごろの時期ですが、
11月中旬から紅葉の時期にさしかかります。
そして、12月にかけて永観堂の紅葉を楽しむことができます。
毎年多少の前後があります。
例えば2016年度であれば、少し早めに紅葉の見頃となりました。
11月中旬から下旬にかけて既に見頃となっていました。
多少の変化がありますが、大体の時期は同じですのであらかじめ予定を組むことができます。
人によっては12月頃に見頃を迎えるので、その時期に入ってすでに見頃が終わっていて残念だったと感じた人もおられることでしょう。
どうしても見頃を押さえておきたいと思う方は、10月中頃から永観堂の紅葉の様子をこまめにチェックする様にしましょう。
準備するだけの価値があるので、決して後悔はしないはずです。
永観堂の見どころは何と言っても紅葉です。
最も美しい紅葉が見ることのできる場所と言われています。
お聞きになられた方も多いと思われますが、「モミジの永観堂」とも呼ばれています。
なんと約3000本以上もの木があって、多くの紅葉を楽しめる名所として知られています。
永観堂の素晴らしい所は様々な角度から紅葉を楽しめるところです。
特に日本庭園と三千本以上の紅葉のコントラストは言葉では表現しきれない美しさを私たちに提供してくれます。
庭園全体と紅葉とのコントラストも素晴らしいものですが、放生池との組み合わせも最高です。
例えば写真を撮る際には、池に映った紅葉を含めることができます。
実際の紅葉とはちょっと違った色合いや景色を楽しむことができるでしょう。
また池には橋があります。そしてその橋からはどこを見回しても紅葉の絶景スポットを見つけることができます。
観光客が多かったとしても、いろんな角度で写真を撮ることができますから非常に助かります。
紅葉と聞くと私たちは、赤や黄色、緑色の色が入り混じった景色を想像するかもしれませんが、永観堂の紅葉は一味違います。
もちろんいろんな色が混じった紅葉を楽しめる時期もありますが、ピークの時期に差し掛かると、全体が真っ赤になります。
紅葉のあの夕焼けのような赤で全体が染められていくのです。この景色を一度見ると忘れることはできません。本当に綺麗です。
それがやみつきになり毎年足を運ぶ人も少なくありません。
多宝塔もありますので、少し高い位置から全体の町を見回したり、紅葉を違った角度から見るのも楽しみ方の1つと言えるでしょう。
普通の庭園であれば、多くの楽しみ方がなく一箇所から紅葉を眺めることになりますが、永観堂の紅葉は角度を変えて見ることができるので非常に人気です。
永観堂(禅林寺)の紅葉のライトアップ時間は?
紅葉のライトアップの時期ですが、
2018年は、11月3日(土)~12月2日(日)の期間で行われています。
お気づきのとおりかなり短い期間での開催である点は注意して下さいね。
そして基本的には、夕方の5時半から夜8時半にかけて受付が設けられています。
※21時閉門
絶妙な角度からライトアップされているため、絶景を目にすることができます。
光によって映し出される紅葉は色加減が全然違います。
夜なので全体的に暗くなっていて、独特の雰囲気を作り上げてくれます。
すでに永観堂の紅葉を日中見に行かれた方は、ライトアップされている紅葉も楽しむことができます。
特に池のある場所からライトアップされた紅葉を見ると昼間とは全然違う光景であることに気づかされるに違いありません。
なぜなら、昼までは池の上に反射されて写っていた紅葉が、当然ながら夜では反射されずに、実際の紅葉だけを際立たせてくれるからです。
夜ライトアップされた紅葉を見に行くことによって私たちは永観堂の本当の姿を見ることができるに違いありません。
また、全体的に紅葉を見渡せばライトアップで色が強く映し出されている紅葉と、夜の静けさのうちに溶け込んでいる紅葉を見ることができます。
秋の季節美しい紅葉を見たいと思っている紅葉ファンにとってはたまらない絶景です。
中学生以上600円で入るための料金は少し高めに思えるかもしれませんが、払うだけの価値があるので、そのような料金設定がされていると考えることもできるでしょう。
永観堂(禅林寺)へのアクセス方法(電車、市バス)について
電車で行くには京都駅から市バスに乗り継いで永観堂へ行くことができます。
5系統を使うのであればA1乗り場を利用します。
100系統を用いるのであればD1乗り場を利用します。
どちらのバスを使ったとしても、バス降りた後は徒歩で永観堂へ向かうことができます。
5系統は「南禅寺永観堂道」で降りて、3分ほど歩いた後に到着することができます。
100系統なら「東天王町」で降りて8分ほど歩いた後に永観堂に着くことができます。
東急電車を使われる方もおられるでしょう。
その場合は、三条駅の東にある三条通北側のバス停から市バス5系統に乗る必要があります。
その後は、「南禅寺永観堂道」で降りてください。
降りた後は徒歩3分くらいで到着することができます。
阪急電車の場合は、河原町駅の北側にあるバス停、河原町通西側 のバス停から市バス5系統に乗る必要があります。
「南禅寺永観堂道」で降りて、その後は徒歩3分到着することができるでしょう。
永観堂(禅林寺)の駐車場と駐輪場について
永観堂の駐車場は、総門を入ってまず直進します。
そしてその後に左手に向かうと駐車場が見えます。
基本的には駐車場が開かれていますが、何かのイベントがある場合には駐車場が使えないことがありますので注意が必要です。
バス9台と自家用車20台程度を終了可能の駐車場ですのであまり大きくはありません。
混雑する時期ですと永観堂の駐車場には止められないと思った方が良いかもしれません。
その代わり料金は無料ですので、止められたら一番良いですね。
その他の駐車場ですと、岡崎公園駐車場があります。
最初の1時間に500円、そしてその後は30分ごとに200円が請求されるシステムです。
500台ほど収容できる大きな駐車場ですのでそちらですと安心して駐車することができるでしょう。
ちなみに岡崎公園の地下駐車場においては、200円で自転車を止めることができるそうです。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
古今和歌集で「モミジの永観堂」と詠まれるほど見事な紅葉。
ライトアップされた紅葉も一見の価値ありですよ。
この紅葉シーズンに是非一度は足を運んで見て下さい。
おすすめです!