みなさんノロウィルスに感染してしまったら。
もしご家族がいらっしゃる場合は二次感染も気になりますよね。
そういった事を防ぐためにも行いたいのが消毒です。
でも急な時に手元に消毒液がない…
実は家庭にある物でも消毒液は作れるんです。
今回はノロウィルス対策の消毒液の作り方と、作り置きは大丈夫か?
についてまとめてみましたので御覧ください。
ノロウィルス対策の消毒液の作り方とは?
準備するものですが、
・次亜塩素酸ナトリウム
簡単にいうと、ハイターのことです。
洗濯物に使う色物用のワイドハイターは違うのでご注意を!
・水
水をいれる容器。(ペットボトルなどが使いやすいです)
嘔吐してしまった後に使う場合は強い消毒液を使用する必要性があります。
逆にトイレや家具など嘔吐はしてないものの、飛沫による感染を予防したい場合は、薄めの消毒液を使います。
今回は2つの作り方を紹介しましょう。
・強いバージョン
次亜塩素酸ナトリウム27ミリ。
ハイターでいえば1杯ぐらいで大丈夫です。
それを500ミリペットボトルに入れて水をMAXまで入れて、あとは振るだけです。
・弱いバージョン
弱いバージョンは強いの半分の量で作ります。
しかし、あのハイター臭いが苦手という方やまだうちの子は小さいから抵抗があるという方は、
哺乳瓶を消毒するミルトンを使ってもOKです。
その場合の作り方も紹介しましょう。
・ミルトンバージョン
ミルトンを12ミリ用意し500ミリペットボトルに入れて、水を上まで入れて振ります。
ミルトンは優しいイメージといっても、塩素酸に変わりはありません。
金を使っている部分に付着してしまい、長時間放置しているとサビてしまう可能性があります。
必ず、消毒作業をした後は面倒かもしれませんが、濡れたタオルで二度拭きしましょう。
消毒して10分経ってからぐらいがベストです。
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ノロウィルス対策用の手作り消毒液の使い方と注意点
基本的な使い方ですが、
使い捨てできるキッチンペーパーや布巾等に消毒液を適量含ませます。
そして気になる箇所を拭いて下さい。
またはスプレータイプの容器にいれた消毒液を気になる箇所に散布、
その後にキッチンペーパーや布巾などで拭いて下さい。
最後に、10分経過後ぐらいに同じ場所を水拭きして完了です。
・使用時の注意点
充分な換気を行う。
ビニール手袋などをした上で使用してください。
漂白作用もあるので衣類等には使用しない。
貴金属には使用しない。(腐食の可能性があります)
汚物後の消毒は汚物を綺麗に取り除いてから消毒してください。
手など皮膚の消毒には使用しない。
ノロウィルス対策の消毒液は作り置きしても大丈夫?
ノロウイルスの時期にはいつ感染してもおかしくありませんよね。
ですから、感染の可能性がある期間は消毒をストックしておきたいものです。
しかし、手作りしたものを置いといていいものか悩ましいものです。
今回は作り置きが大丈夫なのか、消毒はいつまでしないといけないのかを説明しましょう。
・作りおきは基本NG
この結果にショックを受けるかもしれませんが、これには理由があるのです。
塩素酸は気化してしまう性質があり、作って時間が経つとその殺菌効力が落ちてしまいます。
特に直射日光の当たる場所には置かないで下さい。
塩素は日光に当たると分解されてしまいます。
ですので、使う際に作るのが1番効力を発揮するのです。
どうしてもという方は日の当たらない場所で1カ月ならOKです。
(しかし、効力は約半分になっているのでご注意を!)
さらに、塩素酸を追加するなどの対応が必要です。
・消毒期間について
吐いたり重い症状は2日程度で治る人がほとんどです。
しかし、菌を持っている期間はもっと長いです。
その長さは早い人で2週間、長い人は1カ月菌を持っていると言われています。
それは目に見えるものではないので、念のためにも1カ月は消毒を心がけるようにしましょう。
トイレやお風呂場など共有する場所を重点的に消毒すると、菌が広がるのを抑えてくれますので試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
取り急ぎ、家庭にあるもので簡単に消毒液を作りたい。
こういった場合は今回の方法はとても有効だと思います。
ただし市販の消毒液などで安全性の高いものなどもあります。
前もって商品を比較検討して用意しておくのもいいと思いますよ。