エナジードリンクを飲み過ぎると子供への影響は?異変が起きる?

みなさんエナジードリンクって飲んだことはありますか?

飲むと眠気が無くなって、何だか元気になったような!

気力もアップして集中できるんです!

こういった経験をされた方も多いと思います。

これはカフェインが影響して起こる現象です。

ただしこのカフェイン、取り過ぎは体に良いのでしょうか?

ましてや子供の場合はどうなのでしょうか?

まとめてみましたので御覧ください。

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エナジードリンクを飲み過ぎると子供への影響は?異変が起きる?

疲労回復やここぞというときのブースター代わりに飲む人も多いエナジードリンク。

元気になるのだから、栄養ドリンクのようなものと思っている人も多いです。

成分もエナジードリンクと栄養ドリンクでかぶっているものもありますが、実はこの二つ、似ているようでまったく違います。

栄養ドリンクは種類によって医薬品や医薬部外品になりますが、エナジードリンクは清涼飲料水の一種なんです。

エナジードリンクは10年くらい前から、日本にやってきました。

メーカーによって含有成分はそれぞれ違いますが、ほとんどに共通しているのは微炭酸であることと、カフェインの量。

エナジードリンクは普通の清涼飲料水よりはるかに多いカフェイン量のものが多いのです。

カフェインには、眠気覚まし、疲労回復、集中力を高める、興奮作用などがあります。

エナジードリンクを飲んで元気になったり、集中力がアップしたりするのは、含まれているカフェインのおかげです。

もちろん、エナジードリンクにはアルギニンのような疲労回復に効果がある成分が入っていることが多いので、これらの成分の効果もあります。

元気になるなら一見良いように思えるエナジードリンクですが、良いことばかりではありません。

近年、エナジードリンクを飲んだことが原因とされる深刻な健康被害や死亡事故の報告が相次いでいます。

大人がほんの時々1本、2本飲む程度なら問題はありませんが、常用したり、一気に何本も飲んだりするのは危険です。

原因の一つは、エナジードリンクに多量に含まれるカフェインです。

カフェインを摂りすぎると、中毒を起こし、吐き気や動悸、頭痛などから始まり、ひどくなれば心臓に負荷がかかって死んでしまうこともあります。

元気にしてくれると思っていたカフェインが、摂りすぎることで危険なものに変わるのです。

大人でも飲みすぎると危険なエナジードリンクが、子どもに良いわけがありません。

大人と同じで、子どもがエナジードリンクを飲みすぎると、カフェイン中毒で死亡する危険性があります。

怖いのは、子どもは大人より体が小さいので、カフェインの摂取許容量も少ないことです。

大人が飲んで大丈夫な量だからと思っても、子どもには害になる量になりかねません。

じゃあ、少ない量ならエナジードリンクを飲ませても大丈夫かというと、それも良くありません。

カフェインに眠気覚まし、疲労回復などの効果があるのは事実ですが、それを重ねることでカフェインがなければ元気になれない、元気になれるカフェイン量がどんどん増えていくといったカフェイン依存になります。

カフェイン依存になれば、眠れなくなる、落ち着きがなくなる、貧血になるなどの症状が出てきます。

どれも成長期の子どもに良くありません。

最近ではエナジードリンクを常飲するようになってから子供の性格にも異変が発生するケースがいくつも報告されているようです。

最初は試験勉強の眠気対策として飲み始めたエナジードリンクが、いつしか日常のストレスを紛らわせるために飲む本数が増えていく…

いつの間にかエナジードリンクを飲まないと不安な気持ちになったり、飲まないと落ち着かなくなるなど。

こういった状態というのは十分にカフェイン中毒の可能性が考えられます。

カフェインを摂取することで夜更かしをする、夜通し興奮状態になる、規則正しい生活からかけ離れていく。

そして精神的にも少しおかしい状態になっていく。

カフェインの取り過ぎによる体への影響も怖いのですが、精神的な問題も出てきているということです。

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また、これはジュースなどの清涼飲料水を飲んだ場合も同じですが、エナジードリンクには大量の糖分も含まれています。

大人もですが特に子どもが糖分を摂りすぎると、落ち着きがなくなる、カルシウム不足になる、太る、虫歯になる、だるくなりやすくなるなどします。

体の調子が悪いけど学校に行きたい、宿題が終わっていなくて徹夜しなきゃいけない、子どもがそう言うからとエナジードリンクを飲ませたくなるかもしれませんが、子どもにとっては害が多すぎると思いませんか?

となると心配なのが、どこまでがエナジードリンクなのかです。

先にも挙げましたが、エナジードリンクと栄養ドリンクの違いは、清涼飲料水か医薬品か、というところ。

栄養ドリンクには必ず『第○類医薬品』『医薬部外品』などの記載があるので、それで区別できます。

しかし、栄養ドリンクにもカフェインが入っているものがあります。

入っていなくても大人用の成分は子どもにはきつすぎます。

安心して飲ませるためには、子ども用の栄養ドリンクを選び、風邪の熱が続いているなどの、どうしてもというときだけにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

子供にエナジードリンクを飲ませるのは、

ハッキリ言っておすすめしません。

もちろん大人でも飲まずにいる方が良いのですから。

コンビニなどで簡単に手に入るエナジードリンク。

子供が口にする日はいつか来るかもしれません。

出来れば子供にもこういった危険性があることもお話してあげても良いかもしれませんね。

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