みなさん梅シロップはお好きですか?
私は小さい時におばあちゃんによく作ってもらいました。
手作りのやさしい甘さと梅のさわやかな香りがいいですよね。
それに梅には疲労回復や夏バテを抑えてくれる効果もあります。
意外と作り方も簡単なので家族みんなで一度作ってみませんか。
梅シロップの作り方で梅を冷凍する場合は?
梅シロップの作りでもいくつか方法がありまが、
今回はシロップを作る時に梅を冷凍庫で凍らせて作る方法をご紹介します。
なぜ梅を冷凍するのか?
それは梅を凍らせることで繊維が破壊され梅のエキスが早く出るからです。
梅がエキスに早く浸かる事で発酵してします可能性が低くなります。
ただし冷凍せずにそのままでシロップを作る場合よりも少し風味が落ちます。
◇用意するもの
青梅:1kg
氷砂糖:1kg
容器:4リットルビン(フタがありしっかりと閉まる物)
※用意する梅ですが青梅が良いでしょう。日を置かずにすぐにシロップにしましょう。
完熟梅でもシロップは出来ますが、エキスの出がよくなく発酵しやすいので気をつけて下さい。
◇作り方
1.ビンを消毒します。熱湯を入れてビンを回して煮沸消毒します。
中のお湯を捨てて口を下にして乾燥させておきましょう。
2.たっぷりの水につけて2~3時間アク抜きをします。
3.梅を洗ってしっかりと水気をきります。
発酵を防ぐ為に出来れば数時間乾燥させますが、時間が無い時はキッチンタオルなどで水分をしっかり拭き取って下さい。
4.つま楊枝や竹串などで梅のヘタを取ります。
5.梅をビニール袋などにいれ冷凍庫で凍らせます。一晩以上寝かせましょう。
6.消毒済みのビンに梅→砂糖の順で4分の1の量を交互に入れていきます。
最後に氷砂糖が一番上になり梅が隠れている状態にして下さい。
7.しっかりとフタを閉めて冷暗所で1週間~10日間保存します。
毎日1日2回はビンを振って早く砂糖をとかして下さい。
砂糖がとけきれば完成です。
8.梅シロップからシワシワになった梅の実を取り出します。
取り出した梅はジャムにしてみよう。
9.鍋にうつして80℃以上で沸騰しないように15分ほど加熱殺菌します。
アクはすくって取り除きましょう。
冷めたら完成です。冷蔵庫で保管しましょう。
梅シロップの作り方ではちみつを使うと?
梅シロップを作るのに砂糖の代わりに蜂蜜をつかう場合もあります。
はちみつは砂糖よりもミネラルが豊富で栄養価が高く低カロリーです。
砂糖より甘みが強いため清涼感のあるシロップの方が良い方は砂糖の方が良いでしょう。
◇用意するもの
青梅:1kg
はちみつ:700g~800g
容器:4リットルビン(フタがありしっかりと閉まる物)
作り方は先程の手順の砂糖をはちみつに変えるだけです。
梅シロップの作り方で酢を入れると?
梅シロップのレシピに酢を入れて作る方法があります。
どうして酢をいれるのかというと発酵して腐るのを防ぐ効果があるからです。
よって発酵して失敗してしまう確率を下げることが出来ます。
ちなみに完成した梅シロップの味は酢の味はしないのでご安心下さい。
◇用意するもの
青梅:1kg
氷砂糖:1kg または はちみつ700g~800g
酢:150g (米酢、穀物酢、りんご酢どれでもOK)
容器:4リットルビン(フタがありしっかりと閉まる物)
作り方は先程の手順の中のビンに梅と砂糖を入れた後に酢をまわしかけて下さい。
まとめ
飲み方は水やソーダで4倍程度に薄めていただきます。
他には牛乳をいれてヨーグルト風にしたり、かき氷のシロップなんかも。
お父さんには焼酎で割って梅酒風にしてみても美味しいですよ。
完成した梅シロップは冷蔵庫で保管しましょう。
賞味期限は熱殺菌をして密封状態であれば1年間は保存出来ます。
ただし頻繁に開封する場合は出来れば3ヶ月、長くとも6ヶ月以内には飲みきりましょう。