年々歳を取るごとに乾燥がひどくなっていくのはつらいですね。
その中でも唇が乾燥してガサガサになってしまった時はリップクリームを塗ると思うのですが、
塗っている間は潤っているような気がしますが時間がたつとまた元通りのガサガサ唇に…
なのでまたリップクリームを塗る、時間がたつとガサガサに、の繰り返しに…
こういった悩みの方って多いのではないでしょうか?
リップクリームは症状によって様々な種類があるってご存知でしたか?
もしかしたらあなたの使っているリップクリームは合っていないかもしれませんよ。
今回はリップクリームについてまとめてみましたので御覧ください。
唇の乾燥でリップが効かない場合は?
幾つかの原因が考えられるのですが大きく分けると以下の3点があります。
①生活習慣など根本的な問題がある
②リップクリームの使い方、塗り方が悪い
③リップクリームの選び方が間違っている
それでは順を追って見ていきましょう。
まずは①の生活習慣などでやってはいけない事とはどういったことでしょうか?
・唇をなめる
唇をなめればなめるほど油分を取ってしまうので乾燥しやすい状態になります。
癖になってる方は意識して気をつけましょう。
・口紅や食事の後の唇をそのままにしている
口紅は出来れば家に帰ったらすぐにおとすようにしましょう。
おとす時はゴシゴシと擦らずにやさしく落としましょう。
食事の後も唇をやさしく拭くか出来れば洗うことをおすすめします。
食べ物の調味料や油などが唇についたままだと荒れて乾燥の原因になります。
・コーヒーの飲み過ぎ
唇の皮膚は薄くて敏感です、刺激物が唇に付着する機会が多いということは荒れる原因となる可能性があります。
・歯磨き粉の流し残し
歯磨きをした後は唇もキレイに洗い流しましょう、歯磨き粉が唇に残ったっままだと良くありません。
・食生活の乱れ
唇の乾燥は内面からおこる場合もあります。
肌荒れと同じように外食が多いなど栄養のバランスが崩れていると唇にも影響が出ます。
特にビタミンB2を多く摂取することを心がけましょう、口内炎にも効果があるビタミンです。
次に②のリップクリームの間違った使い方とはどういった事があるでしょうか、
・1日に何度も塗っている
塗り過ぎは唇を摩擦する回数が多くなり炎症を起こす可能性もあります。
塗りすぎることにより本来唇が持っている治癒力を妨げる原因にもなります。
出来れば一日5回程度に抑えましょう。
・横向きに塗るのはダメ
唇には縦にシワが入っているのでこのシワに沿って縦塗りしましょう。
横に塗るとシワの奥まで保湿成分が届きません。
・リップクリームを温ずに塗る
特に冬場のリップクリームは固まって硬い状態ですので唇に強く押し付けて塗ると唇に負担がかかります。
出来れば少しリップクリームを温めて少し溶けたやわらかい状態で塗りましょう。
それでは③の適切なリップクリームを選んでいるかですが、
リップクリームには症状や目的によっていくつかの種類に分かれます。
『 化粧品 』
軽い乾燥の場合に、単なる保湿が主な使用目的です。
『 医薬部外品 』
荒れているが皮膚が裂けたりはしていない程度、抗炎症成分と代謝促進剤が働いて唇の荒れをある程度治してくれます。
中にはメントール系(ハッカ)の物もありますので敏感な方は合わない場合がありますので気をつけて下さい。
『 医薬品 』
荒れも酷く皮膚も裂けている場合には非常に有効です。
抗炎症剤や創傷治療成分が配合されている物が多く早く炎症や傷を治してくれます。
医療品は効果もある代わりに副作用も強くあまり塗りすぎると副作用が出る場合があります。
長期間の使用や塗り過ぎには注意しましょう。
唇が荒れている場合は基本的には『 医薬部外品 』もしくは『 医薬品 』の製品を使用しましょう。
その他には外出時にはUV対策のリップクリームを使用しましょう。
唇の乾燥にリップよりもラップが効果あり?
リップクリーム以外に唇の乾燥に効果のあるケア方法をお教えします。
毎日続けることで非常に効果が期待出来ます!
①スプーンに半分くらいのはちみつと同量のワセリンを混ぜて唇全体に塗る。
②はちみつを塗った唇の上にラップを貼り付けて10分待つ。
③ラップをとって唇をティッシュで軽く拭きます。
④最後にもう一度ワセリンを塗る。
これで唇のケアはバッチリです。
お風呂上がりや就寝前がおすすめです。
まとめ
唇が乾燥しているからといってリップクリームに頼りすぎるのは良くない事がお分かり頂けましたでしょうか。
ついつい塗るのが癖になってしまっているあなた!
一度色々と唇ケアの方法を見なおしてみてはいかがでしょうか?
あたなに合った唇のケア方法が見つかるといいですね。