みなさんまつ毛ダニってご存知でしょうか?
その名の通り、人間のまつ毛にいるダニなんですよ。
しかも驚くことに意外と多くの人の目にいることも分かってきています。
ではこのまつ毛ダニ、アイボンなんかで洗浄すると取れるのでしょうか?
マツエクとの関係は?退治する方法は?原因は?
まとめてみましたので御覧ください。
まつ毛ダニはアイボンで駆除出来るのか?
人の顔には、様々な菌や微生物が住み着いていると言われていますが、
顔に寄生するダニがあることは、あまり知られていません。
その中でもダニの一種である「デモデックス」は、通称まつ毛ダニと呼ばれています。
デモデックスは別名、『毛包虫』、『ニキビダニ』とも呼ばれたりします。
このまつ毛ダニ、多量に繁殖してしまうと、目のかゆみやフケのような汚れが出るなどの症状が出ることがあります。
最近ではドライアイの原因になる可能性もあるといわれているんです。
中にはまつ毛ダニに寄生されていても自覚症状が無い場合もあるのでちょっと怖いですね。
まつ毛ダニは他の多くのダニと同じように、汚れが残っていたり不潔だったりする環境を好みます。
そのため、まつ毛ダニを繁殖させないためには、目の周りを清潔に保つということはとても大切なことです。
アイボンなどの洗眼剤は、目と目の付近を洗浄して清潔にすることはできるため、一見まつ毛ダニの駆除にも効果があるかのようにも思えます。
しかし、こういった洗眼剤は、眼球に直接触れるように作られています。
そのため、強すぎる薬品でかえって眼球を傷つけてしまわないよう、あまり強い殺菌力は加えられていないようです。
まつ毛ダニを駆除するためには、眼球の汚れを落とすよりも、より強い殺菌力が必要となります。
たしかに、目の周りを清潔に保つという意味では、予防という意味ではアイボンなどは有効です。
しかし、まつ毛ダニを駆除するために使うには効果は期待できません。
効果を求めるならば、やはり専用のアイシャンプーや病院で処方された薬を使うほうがいいでしょう。
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まつ毛ダニがいる確率はマツエクをしている人ほど高い?
マツエクをしているとまつ毛ダニが繁殖しやすくなる…そう考えている人も多いのではないでしょうか。
確かに、マツエクをしている人に、まつ毛ダニの症状が現れることは多いです。
しかしその原因は、マツエクそのものではなく、手入れ方法にあると思われます。
マツエクが気になるあまり、まつ毛に手を触れたくなくて、メイクの落とし方が十分でない場合も多いようです。
汚れがたまるとまつ毛ダニは繁殖しやすくなります。
また、まつ毛とマツエクとの接着部には汚れがたまりやすいので、その分手入れを十分にする必要があります。
手入れさえきちんとしていれば、マツエクをしていてもまつ毛ダニの繁殖は防げます。
マツエクのことばかり気にして手入れをおろそかにしては、まつ毛は勿論のこと、
目の健康全体を悪化させて、最終的にはメイクさえ楽しめなくなってしまいます。
まつ毛も素肌と同じように、健康で清潔であることが一番の美しさの秘訣です。
まつ毛ダニの繁殖を防ぐためにも、日ごろからのまつ毛のケアを心がけたいものですね。
まつ毛ダニを退治する方法は?
それでは、まつ毛ダニが繁殖してしまった場合、どのように退治すればいいのでしょうか。
そのままにしていても、炎症が悪化してしまうだけで、根本的な解決にはなりません。
悪化してしまうと、手術で取り除かなければならない場合もあるそうなので、早めの対策をしておきたいですよね。
症状が軽い場合にまず考えることは、まつ毛ダニの養分となる汚れを落とし、清潔に保つことです。
強い石鹸などで洗ってしまいたくなるかもしれませんが、殺菌力の強い石鹸などを使えば、眼球を傷つけてしまう可能性が出てきます。
そういう時には、専用のアイシャンプーなどを使うことを検討してみてください。
清潔に保つことで、ダニの繁殖は抑えられます。
まつ毛ダニも顔ダニの一種なので、完全に退治することは難しいですが、症状を抑えることはできます。
しかしどうしても症状が良くならない場合には、やはり病院に通うほうがよいでしょう。
自己流で対策して悪化させるよりは、眼科もしくは皮膚科に相談することをお勧めします。
まつ毛ダニが寄生する原因は?
大切な目元の健康を守るために、まずはまつ毛ダニが繁殖する原因をみてみましょう。
まつ毛の生えている目の周囲には「マイボーム腺」という分泌腺があります。
ここに皮脂や汚れが溜まると、それをエサにしようとするダニがたくさん繁殖してしまいます。
特に目のキワまでアイラインをひくようなメイクをしている人は、よくメイクを落とさないと汚れが残ったままになり、
まつ毛ダニが繁殖する要因にもなります。
他にもアイメイクをしたまま目を擦る、メイクを落とさずに寝てしまうなども、マイボーム腺の詰まりや腫れの原因となります。
清潔を心掛けて、まつ毛ダニの寄生を防ぎ、繁殖させないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
特に化粧をされる女性の方は気をつけないといけないようですね。
いままではそれほど気にしていなかった部分かもしれませんが、
これからは目の周りもしっかり洗うことを心がけましょう。
そして何かおかしいなと感じた時は病院で診察してもらうことも忘れずに。