桜のシーズンって良いですよね♪
綺麗に咲いた桜を見ると春が来たっていうのをしみじみと実感します。
それに桜といえば入学式なんかを想像する方もいらっしゃると思います。
なんだか初心に返ったような、いいスタートが切れそうな、そんな気持ちにもなれます。
私だけでしょうか(笑)
お昼に見る桜も綺麗ですが最近では夜桜も人気ですよね!
夜桜用にライトアップされているところも結構多くなってきています。
すぐに散ってしまう桜たちですが、その一瞬の綺麗さを写真に撮って残りておきたいと思う方も多いと思います。
特に夜桜を綺麗に写真に撮りたいって思いませんか?
そこで、今回はデジカメ、一眼、スマートフォンといった媒体を使った、夜桜の写真の撮り方につまとめてみましたので御覧ください。
夜桜の写真の撮り方とコツ(一般デジカメ)
寒い冬の空気に春の陽気が混じり始めると、各地から開花便りが寄せられ、桜のシーズンが到来しますね。
散歩中やお花見の時に、可愛い桜の花弁を見つけると、「記念に残したいな」という気分になりませんか。ところが、なかなかコレ!っていう1枚が撮れない事ありませんか。
特に日が落ちてから撮影する場合、手ぶれ、天候や周囲の照明環境によってもなかなか難しい事もありますよね。
まず夜桜撮影の基本ですが、気象条件は遠景の夜景と違って空気の澄み具合や湿度がそれ程シビアにはなりません。
晴れあるいは曇りであれば、綺麗な写真が撮れます。特に重要なのは風速です。風が強い日だと、折角カメラで三脚を固定しても、被写体がブレてしまうのです。
事前に天気予報を確認してなるべく風の弱い日を選ぶ事が重要です。
それではまずは一般的なデジカメの場合ですが、デジカメや予備のバッテリーと一緒に三脚も持参します。実は夜の撮影の場合、多いミスが手ぶれによるものなのです。
昼間と同じ様に構えても周囲が暗い為に、シャッタースピードが遅くなってしまいブレやすいのです。
三脚が禁止されていない場所であれば、三脚を使ってカメラを固定しましょう。
三脚を忘れてきてしまった場合、ライトアップ等比較的明るい条件下の桜を探してみるのもコツですよ。
すると、撮影が容易な時間帯の条件に近づき、撮り易くなります。また、ホワイトバランスの調整にも注意を払いましょう。設定によっては、幻想的な桜の雰囲気を演出する事も可能です。
桜をメインで撮影する場合は、出来れば街灯や水辺に反射した光等、その場の自然光を利用する様にして、ストロボはたかない様にして下さい。
たいてしまうと、不自然な仕上がりになる事がある為です。そして、ISO感度にも気を配ります。
この数値はカメラが感じられる光の量を数値で表したもので、高い程光の感受性が上がって暗所でも撮影しやすくなるのです。
夜桜撮影には、800や1600を目安に上げてみると良いでしょう。
ただしISO感度は上げれば良いという訳ではなく、感度が上がる事でノイズが生じて画質が粗くなるので気を付けます。
露出補正機能ですが、同じシーンを補正しながら何枚か撮影して塩梅を確かめる様にします。
判断に悩む場合は、±0、+0.3、+0.7、+1.0で撮影して良いものを採用して下さい。
一般的なデジカメの場合、マニュアル調整が利かない機種もありますので、その場合はストロボをオフにした夜景モードを選択します。
準備が出来たら被写体にピントを合わせて撮影します。
夜桜の写真の撮り方とコツ(一眼レフ)
続いて一眼の場合ですが、デジカメと同様に予備のバッテリーと三脚以外に基本の水準器やレリーズを持参します。
他に、撮影スポットの光源由来のゴーストフレアを低減する為のレンズフードもあると良いでしょう。
ホワイトバランスとストロボ、ISO感度、露出補正、については先のデジカメ同様に注意します。
レンズは標準以外にボケを活かした撮影が出来る、マクロ・単焦点・開放F値の明るい望遠ズームレンズがあると良いでしょう。
夜桜を夜の風景全体として撮るのであれば、広角レンズを使い、桜の花だけをアップで撮る場合は、マクロ・単焦点レンズ、望遠ズームを使用します。
夜桜の写真の撮り方とコツ(スマートフォン)
最後にスマートフォンですが、手ブレを防ぐ三脚が使えればベストですが、難しい場合は、テーブル等の安定した所に置きます。
マニュアル撮影が可能ならば、上述のホワイトバランスや露出補正にも気を配りますが、詳細設定が難しい場合は、夜景モードを使います。
そして構図バランスにも気を配って、あればグリッドライン機能を使うと良いでしょう。
メインとなるものや水平線をラインに合わせて配置すると、バランスのいい構図になります。
一番撮りたいものは縦と横の線が交差した付近に持っていきます。
他には夜景を撮影する為のアプリなんかもあって手持ち撮影でも綺麗に撮影できます。
『夜撮カメラ』、『夜カメラ』、等々など一度ためして下さいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本的にはどのカメラでも言えることですが、
・手ブレを抑える
・フラッシュを使わない
後はカメラの設定をどうするか
といった手順になります
最初からベストショットを狙わずに何度も失敗しながらお気に入りの一枚を撮影して下さいね