みなさんおにぎりはよく食べますか?
お弁当や作り置きなどでよく食べる機会も多く、皆大好きですよね!
そんなおにぎりですが作ってから時間が経ちすぎると食中毒の可能性があるんですよ。
特に暑い季節や梅雨の時期には気をつけたいところですね。
そこで今回はおにぎりと食中毒の関係についてまとめてみました。
作ってからどれ位で食中毒になる可能性があるのか?
食中毒になりにくい具材は?
ラップでにぎると食中毒にならないのか?
知っておくと良いと思いますので是非御覧ください。
おにぎりで食中毒になるのは作ってからどれ位の時間がたったら?
夏場は特に気になりますよね、おにぎりの食中毒。
ノロやO-157は別として、おにぎりの食中毒は主に黄色ブドウ球菌という菌によって引き起こされます。
この黄色ブドウ球菌は普段から私たちの身体についている常在菌で、このままなら特に悪さをすることはありません。
しかし、素手で握るなどして、おにぎりに黄色ブドウ球菌が付着し、保存温度によってこの菌がどんどん増殖してしまいます。
そして、増殖する時に発生するエンテロトキシンという毒素が、吐き気や腹痛など食中毒症状を引き起こすという仕組みです。
おにぎりの食中毒は、握って3時間過ぎたらもう無理などと明確な賞味期限があるわけではなく、握り方や保存状況が大きいです。
素手でなくラップで握り、冷蔵庫での保存なら1日は大丈夫だと思いますが、
夏に外で食べるお弁当のおにぎりなどは、ラップで握って、具は梅干しを刻んだもの、保冷材もたくさん付けて…
など細心の注意を払うとしても、半日程度を目安に食べきってしまうのが無難でしょう。
おにぎりで食中毒になりにくい具材ってあるの?
おにぎりの具は、昔から抗菌効果のある梅干しが最強だと言われていますよね。
ただし、梅干しにくっついている米粒には効果が期待できますが、おにぎりの表面など、梅干しから離れた部分の米粒にはほとんど効果はないそうです。
梅干しを刻んで全体にまぶしたり、同じく抗菌効果があるとされるシソを混ぜ込んだり、もうひと工夫するのがよいでしょう。
また、最近の梅干しは健康志向もあいまって減塩のものが多く、塩が少ない=抗菌効果が弱まっているとも言われています。
おにぎりの具なら、減塩のものは避け、塩分の度数の高い物を選んだ方がよさそうです。
塩分の度数は、8%、15%…というようにパッケージに記載されています。
ごはんそのものに塩を軽く振るのも効果的です。とにもかくにも塩分が高く、水分が低いことが食中毒を起こしづらくするので、タクワンなどのお漬物を混ぜこむのもいいかもしれませんね。
逆に、ツナマヨなど水分の高いものは要注意です。
おにぎりで食中毒をさけるにはラップを使ってにぎるのが効果的?
おにぎりの美味しさで言うと、まだまだ素手で握る方を支持する方も多いのですね。
しかし、素手で握るよりもラップで包みこむように握る方が、黄色ブドウ球菌の付着が回避できるのは確かです。
いくら手洗いを徹底しても限界はあるので、安全性でいえばラップで握ったおにぎりでしょう。
ただし、ラップで握った後、そのままにしておくと蒸れてしまい、雑菌が発生しやすくなってしまうので、一番いい方法はラップで握った後は、ラップから出し、おにぎりそのもので保存する方法です。
アルミホイルで握れば、包んだままにしておいても蒸れないという理由でアルミホイルを選ぶ方もいますが、感触が硬いので少しコツが要りますね。
また、ラップで握るおにぎりでは黄色ブドウ球菌による食中毒は避けられる反面、ラップを構成するポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリ塩化ビニル(PVC)などが発ガン性のある環境ホルモンにつながるので避けたいと言われる方も一定数います。
熱を加えなければダイオキシンは発生しないと言われていますが炊き立てのごはんはかなり高温なので、気になる人は気になるかもしれませんね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
特に梅雨や暑い季節は気をつけたいところですね。
食中毒になる原因や要素はさまざまですが、
なるべく作ってから半日以上たったおにぎりは食べないほうが良さそうです。
ですので1日以上たったおにぎりはもったいないですが迷わず諦めましょうね(笑)