みなさんまつ毛ダニってご存知でしょうか?
その名の通り、人間のまつ毛にいるダニなんですよ。
しかも驚くことに意外と多くの人の目にいることも分かってきています。
ではこのまつ毛ダニ、病院に行くならやはり眼科でしょうか。
そこでまつ毛ダニは眼科に行けばわかるのか、
治療法は、それと症状についてまとめてみました。
是非参考にして下さい。
まつ毛ダニは眼科で診察すれば寄生されているかわかる?
まつ毛ダニは眼科を受診すると寄生されているか確認できます。
専門医の調べ方としましては、まずまつ毛を抜いて顕微鏡で調べます。
平均で5本抜くことが多いですが、5本も抜かれるのはいやだという患者さんの場合は3本のみ抜いて調べることもあります。
正確かつ大規模な調査はやっていないので、自覚症状がなく眼科を受診しない場合は調べること自体ができません。
ただ、都内の街頭イベントで行った通りすがりの人を対象とした調査では約2割弱の人に見つかりました。
まつげの生え際にあり角膜を守る油分を分泌する「マイボーム腺」が、何らかの原因で詰まるマイボーム腺機能不全の患者さんではさらにまつげダニの生存率は上がると思われます。
目の周りがネバネバする、目の充血、ごろごろした違和感などの自覚症状が現われた場合にはお近くの眼科を受診しましょう。
ただ、まれにまったく自覚症状がでない人まいますので年に1度ほど視力検査等もかねて眼科で検査する習慣をつけることもいいでしょう。
充血、ごろごろした違和感などほうっておくと悪化し他の病気につながる可能性もありますので違和感、痛みを感じた際には自己判断で目薬を射すのではなく、早急に受診することが大切です。
まつ毛ダニの眼科での治療法について
まずは「リッドハイジーン(眼瞼清拭)」を毎日行ってもらいます。
眼科で処方する専用のシャンプーを使い、最初は1日2回、症状が落ち着いたら1日1回目元を洗う方法です。
専用のシャンプーは、通常の洗顔フォームやせっけんなどとは異なり目にしみにくい為、慣れてくると苦にはなりません。
ただ、1日2回の洗浄を2~3日行っただけではまつ毛ダニは取れません。
毎日の習慣としてまつ毛ダニを除去し、目元を清潔に保つことが重要です。
まつ毛ダニが繁殖し、まつ毛の根元にこびりついた状態になると、なかなかシャンプーだけでは取り除くことが難しいため1ヶ月程の通院、最悪の場合手術で取り除かなければならないこともあります。
眼科でのシャンプーの指導としては、「指の腹でまつ毛の根元をさわさわと洗うように」「横10回、縦10回、ぐるぐると円を描くように2~3回繰り返す」
というようにとにかく目元を清潔に保つように丁寧に洗浄することが大切ということだそうです。
さらに眼科で処方しているアイシャンプーは保湿成分も含まれているため通常の洗顔後に液体を手にとり、目元を優しくマッサージするように洗い流とより効果的です。
とにかく目元を清潔に保つように心がけましょう。
まつ毛ダニに寄生された場合の症状は?
まずまつ毛ダニにが寄生し繁殖すると、涙の蒸発を防ぐ油分の分泌腺(マイボーム腺)がふさがれてしまいます。
その為涙が蒸発しやすくなるので充血、ドライアイを引き起こします。
さらにまつ毛ダニはまつ毛の毛根にもダメージを与えるのでまつ毛が抜ける原因にもなります。
まつ毛が抜けるとばい菌や細菌が目に入りやすくなり炎症や視力低下を引き起こすこともあります。
ドライアイの症状や、最近まつ毛が抜けるなと感じている人はまつ毛ダニが繁殖している可能性があります。
他の症状としては、まつ毛にフケが付着して白っぽくなることがあります。
このフケはまつ毛ダニが食い散らかした跡のものです。
そのほか、目がかゆくなったりものもらいができやすくなったりする場合もあります。
目がかゆくなり手で擦っても一度寄生したまつ毛ダニは簡単には取れません。
目を擦っても頭だけはまつ毛に残り体は再生してしまうのです。
さらに、目を擦ることによって目にかなりの振動を与えるに等しい為、この振動に耐えかねて目のさまざまな構造物が影響を受けてしまい、白内障、緑内障のリスクもあがると考えられています。
最初は目が充血するだけ、かゆいだけだった症状がどんどん他の症状につながり重大な病気につながることもあります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
まつ毛ダニ、知らずに放置しておくと怖いですね。
何かしら症状で心当たりのある方は、
一度、眼科を受診するのも良いかもしれません。
私は症状もないから心配ないという方も、
目の周りも清潔にしていないと、
こういった病気もあるということは、
頭に入れておきましょう。