みなさん寒い季節がやって来ましたね。
ところが人間、歳を取ってくると、寒さに鈍感になる場合もあるんです。
寒さを感じないなんていいな~なんて悠長なことは言ってられません。
寒さを感じないことが、どんなに危険な事か…
今回はこういった高齢者の方に対しての気をつけたいポイントや寒さ対策についてまとめてみました。
是非参考にして下さい。
高齢者の方で寒さを感じない方の為に気をつけたいポイントは?
冬になると、暖房器具をつけず部屋にいて、そのまま低体温症になってしまった高齢者のニュースが多く取り上げられています。
なぜ、暖房器具を付けないのか?普通ならそう考えてしまいますが、高齢者の方は、暑さや寒さを感じる感覚が鈍くなっている傾向があります。
なので、成人の人が寒さを感じる場面でも、意外と高齢者の人は寒いとは感じておらず、暖房器具をつけるという対応が遅くなりがちです。
そんな高齢者の方のために、周りの人が気にかけてあげることが大事になってきます。
まず、しっかりと暖房器具が準備されているのか確認してあることが大事です。
体感で寒さを感じにくい高齢者は寒さに気がつくまでに時間が掛かってしまいますので、当然、暖房器具を準備することも遅くなります。
周囲の人がしっかり寒くなる前に、暖房器具を設置し、隙間風などで温度が下がっていないかなど、室内温度が適温に保たれるように気にかけてあげることが大事です。
また、周囲の人が常に気にかけてあげれない場合もあると思いますので、そのような時は、温度計、湿度計を室内の目に止まりやすい位置に起き、高齢者の方が体感ではなく、目で見て寒さがわかるようにし、自ら対策ができるような環境を作ってあげることも大事です。
周りの人の少しの配慮によっって高齢者の低体温症は防げますし、高齢者の方も安心して生活を送ることができるようになるので、季節の変わり目にはいつもより少し多く気をつけてあげることが大事です。
高齢者で寒さを感じにくい方の為の寒さ対策とは?
高齢者の方は、熱を生み出す筋肉量の低下や血液の循環機能の低下によって、基礎体温が低くなる傾向があります。
そのため、冬になると体温調整が難しい高齢者の方は低体温症になりやすくなります。
なので、体を冷やさないために対策しなければなりません。
まずは、衣服です。ヒートテックなどの発熱作用がある下着を着用し、できるだけ風を通さない上着を着込んで出かけるようにしましょう。
また、着込んで出かけた際、室内に入り汗をかき、外に出て汗が冷えるのは危険ですので、温かい場所に行った場合はしっかり上着を脱ぎ汗をかかないように調整しなくてはいけません。
次に、食事です。
食べ物の7割は熱になってくれます。
温かい食事をしっかり食べ熱を作ることが大事です。
またタンパク質は、筋肉をつくり、体温を速やかに上昇させる効果が多く含まれているので、タンパク質を意識して食事をすることがおすすめです。
最後に、運動です。
食事をした栄養をエネルギーへと変えてくれます。
毎日のウォーキングや、腹式呼吸であったり、少しでも体を動かして上げることが大事です。
しかし高齢者の方はハードな運動を行うことができないと思いますので、毎日の入浴方法を半身浴にするのも良いです。
お風呂は毎日続けることで一時的な体温上昇であったものが定着するようになり、持続的に熱を体に取り込むことができるようになるのでおすすめです。
毎日、少しの気遣いで低体温症の対策になりますので、まずは周囲の人が高齢者の方に習慣付けをして上げることが大事です。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
寒い季節、ただでさえ高齢者の方にとっても厳しい時期となります。
回りの方も色々な気配りをしてあげる事で快適な生活を送れると思います。
大変な事も多いと思いますが、大きな事故が起こらないように気をつけて上げましょうね。