パンガシウスの蒲焼きを食べた感想は?どんな味がする?栄養価は?

みなさん「パンガシウス」っていう魚をご存知でしょうか?

最近ではうなぎの代わりに蒲焼として販売されていることもあるそうです。

名前からして外国の魚というイメージはするのですが、

まったく知らない魚を食べるのはちょっと勇気がいりますよね(汗)

そこで今回はパンガシウスの蒲焼きを実際に食べた感想や栄養価について

まとめてみましたので御覧ください。

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パンガシウスの蒲焼きを食べた感想は?どんな味がする?

口に入れた瞬間はしっかりと甘辛い蒲焼きの味でしたが、噛みしめるとすぐ「鰻ではない」と気づく食感でした。

蒲焼きなので味としては勿論蒲焼きなのですが、食感が全く違います。

鰻の代用魚=ふわふわぷりぷりとした食感を想像していると、あまりの違いに驚き期待を裏切られたように思ってしまうかもしれません。

端的に言うと、あっさりとした白身魚という感じです。

ホッケや鰆に近いような食感で、鰻のような脂っぽさ、独特の癖のある風味はほぼなく、淡泊でほろほろと口の中でほぐれます。

かといってぱさぱさしているわけでもなく、程良く脂がのっていていました。

食感の違いはあるものの、蒲焼きという甘辛の強めな味付けのおかげでごはんにはとても合います。

「鰻風の蒲焼き」ではなく、「普通の白身魚の蒲焼き」として出される分にはとてもおいしいと思います。

パンガシウスは東南アジアでよく穫れるナマズの一種とのことで、なんとなく泥臭いのではと心配していましたが、臭みは全くありません。

⇒ パンガシウスの画像

絶滅危惧種の鰻を守るために、と大々的に鰻の代用魚としてアピールされ始めたので大部分の人たちは鰻にそっくりな味、食感を想像して購入すると思いますが、これはこれでおいしいと受け入れる人と、全く違う魚ではないかと怒り離れていく人に分かれるとは思います。

私個人は鰯や秋刀魚の蒲焼きよりも好みでした。

ですが、おいしい白身魚なので、あえて鰻の代用魚として蒲焼きだけを推して行くのではなく、シンプルな調理法が向いていると思います。

たとえば塩胡椒でさっとマリネして小麦粉をはたいてこんがり焼き、レモンやハーブを添えた方が淡泊なパンガシウスの良さが引き立ちそうです。

パンガシウスの蒲焼きを食べた総合的な感想としては「あえてパンガシウスを蒲焼きにする必要性は感じられないもののそこそこおいしいので、蒲焼きを作る際の選択肢としてはあり」です。

ただ、地元のスーパーでは見かけたことがなく普及しているとは言い難く、白身魚としてあえてパンガシウスを探すかと言われたら答えは「いいえ」です。

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パンガシウスの栄養価は高いのか?

パンガシウスそのものの栄養成分一覧は見あたらなかったものの、パンガシウス科に属するバサという魚の栄養成分は120g(切り身1切れ分相当)あたり108kcal、タンパク質が18.36gです。

おそらく大抵のパンガシウス科の魚は同程度のカロリーだと思われます。

一般的な日本の食用ナマズは120gあたり191kcal、タンパク質22.08gですので、比べてみると明らかに低カロリー高タンパク質です。

ビタミンAやビタミンCは含まれず、またカルシウムや鉄分も含まれないため栄養価としては高くはありません。

鰻と似ていると言われるパンガシウスですが、鰻は120gあたり270kcalと高カロリーでありその分ビタミンAやビタミンDが多く含まれてます。

夏場の栄養不足を補うにはやはり鰻の方が良いでしょう。

鰻は栄養価が高い分カロリーが高いので、コレステロールが気になる方は低カロリー高タンパク質なパンガシウスの方がおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

最近ではイオンなどもチカラを入れて販売しているパンガシウス。

低酸素や悪い水質でも強く成長も早いそうで養殖に向いているそうです。

これからは近所のスーパーでも見かける事もあるかも!?

しれませんね。

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